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04 暗波汹涌 童事1 兄妹(3 / 3)

ことも なみだに浮かぶわが身には死なぬ药も何にかはせむ

不见之缘悲泪满衣襟不死灵药又何用

わか弓(ゆみ)の力は龙あらば ふと射杀して 首の玉は取りてむ

此弓之力箭可射杀龙 取其首级之玉珠

まことかと闻 きて见つれば言の叶を饰れる玉の枝にぞありける

华丽之辞假几可乱真奈何玉枝非俗物

限りなき思ひに焼けぬ皮衣袂かはきて けふこそは着め

苦恋之火不能燃此裘今日逢君泪始干

なごりなく燃ゆと知りせば皮衣思ひの外衣置きて见ましを

华美之裘炽火了无痕徒有虚表枉用心

年を経て波立ち寄らぬ住の江の まつかひなしと闻くはまことか

此生之待燕子之安贝 缥缈之说可是真

おく露の光をだにぞ宿さまし をぐら山にて何もとねけむ

微露之光怎与月争辉大概取自小仓山

今はとて 天の羽衣着るをりぞ君をあはれと思ひいでける ”

归去之时羽衣轻着身慕君之思深无奈

正在这时,烛火闪动,一阵风吹来拂灭了它。辉夜和雏田回过头,正看见不知何时站在门边的男孩,头上缠着一圈白布,生得冰雪可爱,睁着大白眼,最后不好意思笑了笑。

【日向宁次好感:53】

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